Windowsの環境変数で便利なユーザー共通のショートカットを作る

デスクトップやGoogleDrive、その他各ユーザー共通で存在する場所へリンクするショートカットの作り方の紹介です。

共通のショートカットを作成する際にネックになるが「ユーザー名」。この問題はあるひと手間で簡単に解消できます。

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Windowsの環境変数で便利なユーザー共通のショートカットを作る

Windowsの環境変数で便利なユーザー共通のショートカットを作る

  • %USERPROFILE%

いきなり答えから。

この「%」(パーセント) で囲った文字は Windows 上で「環境変数」と呼ばれ、システム内部で持っている(定義している)特定の値を格納している入れ物です。

上記の環境変数は「C:\Users\[ユーザー名]」という値を格納してるので、今回はこれを使ってショートカットを作成します。

環境変数を使うとこうなる

environmentvariable_userprofile

  • winKEY+E > Alt+D > %USERPROFILE% > Enter

ファイルエクスプローラー開いてアドレスバーに「%USERPROFILE%」と入力して Enter すると自身のユーザーフォルダへジャンプするかと。(「%USERPROFILE%」は小文字でも可)

※この一連の動作をキーボードでやるときは上記の手順でok

本題: 各ユーザー共通で使えるデスクトップショートカットの作成

maketocommondesktopshortcut

  1. ファイルエクスプローラーでデスクトップを表示してショートカットを作成
  2. 作成したショートカットを Alt+Enter か右クリックからプロパティ/ショートカットタブを開く
  3. リンク先を「%USERPROFILE%\Desktop」へ書き換えてok

一連の手順をざっと書きましたが、こんな感じです。

今回作成したショートカットはデスクトップですが、これを応用して複数人でアクセスする共有サーバーに各自ローカルへジャンプできるショートカットを作成することができます。

但し、ファイルにはよってユーザー任意でインストール場所等を設定していて共通ルールの場所に存在しないケースもあるので事前の確認は必要かと思います。

今回紹介した環境変数以外にも様々な値があるので色々と遊んでみると楽しいかと!

参考サイト

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